ToyToy屋

レバンガ北海道

縁とは不思議なもので、ある日突然現れたりする。全く予期せぬ時に。

たしか一本のメールだったと思う。レバンガ北海道の折茂選手がToyToy屋のペンダントを気に入っている。

できればコラボで何か出来ないだろうか?そんな内容だった。

折茂選手の事は勿論、知っていた。社長兼選手。凄いな良くやってるんなって思っていた。

間に一社が入り、企画開発の担当者に会い話しを聞き、事は動き出した。

何をコラボするか、その答えはすぐに出た。折茂選手が背負い続けて来た背番号9番。

僕は今までのデザインの手法を封印し、9番のアイヌ文様に取り掛かった。

すんなりと行かなかった記憶が残っている。しかし、僕の悪い癖、諦めない病が僕を止める事はなかった。

そして生まれたのが、このペンダントなのです。



アイヌ文様の9番とアイヌ文様のリリース。確か期間限定で販売したと記憶している。

スポーツバーで直接、折茂選手に会った時も9番ペンダントを付けて喜んでくれてた。

その時、折茂選手がこんな事を僕に言ったのです。スポーツの伝統も文化の伝統も守らなきゃいけない。

僕の心には深く響いた。響きまくった。凄いスポーツマンだなって感じた。

その数年後、僕等はmina an ikorプロジェクトでアイヌ文様ストールを製作したのです。

そして、誰かストールを巻いて写真を撮らなくてはいけなくなり、誰にお願いしようかと考えた僕が出した答えは、折茂選手だった。

折茂選手にメッセージを送ると、すぐに僕で良ければと返信が来た。その時、撮影されたのがこの写真達。



似合うよね



カッコイイよね



笑顔



ピンク

折茂選手は会社に内緒でトレーニング前に、撮影に参加してくれた。勿論ノーギャラで。

後日、ストールを会社に届け、折茂選手から感謝のメールも届きました。ありがとうござます。

そしてその数年後、ToyToy屋は花川病院の制服をデザインする事になったのです。

なんと、花川病院はレバンガ北海道のスポンサー。花川病院さんの招待を受けレバンガ北海道のゲームを観戦に行った。

ゲーム終了後に折茂選手に声をかけ、花川病院の制服デザインしたんですよと言うと、近ずいて来ましたね、と折茂選手が言ったのでした。

花川病院の制服がこちら、着ているのは、レバンガ北海道の選手



そんなご縁が続いた中、遂に今月、レバンガ北海道のユニホームに花川病院と同じ、ToyToy屋がデザインしたアイヌ文様、雪の結晶が入る事になったのです。



本当不思議なご縁で、12月8日のレバンガ北海道ホームゲームのハーフタイムショーで、僕はトンコリを弾いて歌うのです。

スポーツの伝統と文化の伝統が一夜限りだけど繋がる日。12月8日はそんな日かも知れないと僕は思っています。

花川病院さんの努力にはいつも感心します。長い付き合いにも感謝しています。

花川病院さんのおかげで繋がったご縁。感謝MAX!

https://www.levanga.com/news/detail/id=12258

今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。

ToyToy