ToyToy屋

テオ・ヤンセン

自分の中にあるアーティスト的感性へ刺激が欲しくて、昨日、芸術の森へ行って来た。天気は雨だけど、凄い人の数に驚いた。入館料も通常より高く設定されていて、嬉しかった。

もう観たり体感する事がないかも知れない、テオ・ヤンセン展。そんな気持ちで行ったのです。そして一番嬉しい事は、テオ・ヤンセン自身がまだ生きている事だった。

実際に、テオ・ヤンセン自身が来館し設営し、スタッフに指導したらしい。いろいろとイベントもあっただろうね。

生意気な事を言うと彼が生きている事が嬉しいが、会いたいと思えなかった。会わない方がいいって入館し直ぐに感じた。

芸術と科学の融合って言われているけど、彼の作品?風を食す生き物?ストランドビーストの前に立ち、言葉を失った。

ストランドビーストからは生き物の気配がない。ストランドビーストは僕を見つめない。ストランドビーストは寂しさを隠さない。

テオ・ヤンセンの手により制作され命を受けた、ストランドビースト。僕自身もそうだけど、何かが足りない。

風を受け、風を食べて動くストランドビースト。ストランドビーストには目も口もない。僕は目と口がどれ程大事かって教えられた。

そしてストランドビーストは風の力だけで動き止まる。芸術と科学と自然。ストランドビーストに必要な三要素。

そして、地球上で起きている自然界の問題を、ストランドビーストから学んだ。今の豊かな生活を、風は吹き飛ばし、ストランドビーストはそれを食す。

全ては繋がっている。豊かさと崩壊も繋がっている。怒りと許しも繋がっている。ストランドビーストの儚さから学んだよ。

芸術の儚さ、化学の儚さ、自然の儚さは繋がっていた。もうアートなんて言ってる時代じゃないぞ、テオ・ヤンセンからストランドビーストからメッセージを受け取った。

多くの人達が何かを感じるであろう、テオ・ヤンセン展は凄いですよ。おすすめします。



ワクワクしたよ


何処へ行くのだろう


これらで制作される


大きいのよ


儚かった


何を思う


今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜

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