今から10数年前に、ToyToy屋のTシャツは、札幌の平岸にあるノベルティー製作会社で生まれた。その翌年には同ノベルティー製作会社にて、現在のペンダントも生まれた。
何とかホームページを作り、ToyToy屋として動き出そうとしていた。しかし作る勉強はしたが、売る経験が全くなかった自分がいた。
びっくりドンキーの社長に商売を教えて欲しい、付き人にして欲しいと直談判した事もあった。その時に社長が僕に出した条件は二つだった。
地獄を見た経験があるか、倒産の経験があるか、この二つの内一つ経験があればOKと言われた。そして僕はその当時MAX地獄にいた。
しかし、その社長には何も習う事なく、社長は亡くなってしまった。ノベルティー製作会社でTシャツやペンダント製作、ホームページの製作に関わってくれた人物も亡くなっていた事を去年知った。
地獄の中で社会を憎み生きていた自分に事件が起きた。姉の自殺だった。姉と僕が好きなアパレルを何とか作り出した頃だったのにね。
僕は姉が自殺した謎を解きたくて、姉が自殺した沖縄へ飛んだ。姉の娘達に会い、姉の旦那と飲んだ。そしていろいろ話しを聞いた。
その後、一人で那覇の夜を徘徊していた。その時に姉の声を聞いた気がする。「和顔、お前の将来の役に立つ人に出会う」
そんな姉の声が確かに聞こえた。そして、何気なく入ったバーで志保に出会う。そこから何とか頑張って、志保に札幌へ来てもらった。(随分箸折ってます)
しかし、志保が札幌に来たとて、直ぐに何かが変わる事もなかった。そして、小樽運河で露店を開いた。いらっしゃいませも言えないくせにね。でもやるしかなかった。
最初は緊張したよ。でっかいケースに商品やテーブルやハンガーを詰め込んで、バスで通っていた。なんか懐かしい。
そんな時に僕は初めて、お客様に、いらっしゃいませを言えた。この事が大きかった。アイヌとして複雑な経験をして来たが故に言えなかった言葉、いらっしゃいませ。
でも僕は言えた。そして、いらっしゃいませを言えた事で僕の人生は変わった。闇から少し社会へ出て来たのだと思う。
そして、小樽運河を卒業し、芸術の森アートマーケットへとステージを変えた。多くの人達に自分達の商品を見てもらえる様になった。
そんな時にアートマーケット出店者から、お前達なら、札幌スタイルに行けるんじゃないかと言われたのだった。ちょうど狸小路からアイヌのお店が無くなった頃である。
アイヌ物が札幌で買えなくなった。これはヤバイと思いアイヌの物を買える様にしたい、自分達の商品を売りたい。そんな思いで、札幌スタイルに飛び込んだのだった。
そして僕は新たな学びに溢れた時期に入った。とにかく学んだ。そして2年で卒業と決めて、札幌スタイルに入った。そんな時に飛び込み営業を身に付けた!
最初に飛び込み営業に行ったのは、狸小路一丁目のアパレルショップだった。そしてそこの店長が、ナチュラルバイシクルに行ってみたらって言ってくれたのだった。
直ぐ近くのナチュラルバイシクルに向かった。店には大和が一人でいて、僕達の商品を預かってくれた。数日後、ナチュラルバイシクルから連絡が来た。
ナチュラルバイシクルに向かうと、船島さんが勢い良く現れ、こう言った、安すぎます。値段を上げましょう。札幌スタイルのオブザーバーにも、同じ事を言われていた。
札幌スタイルとも相談し僕達は値段を上げた。結構上げた(笑)そしてたまたま通りかかった大通りビッセ2階YUIQにも飛び込み営業で突撃した。
YUIQでは直ぐ展示販売会が組まれた。日本のいい物を扱う札幌のお店なのに、アイヌの物はゼロだったからね。
何とか、展示販売会をクリアし常設へと辿り着いた。その頃にロイトン札幌とも出会うのです。ロイトン札幌での展示販売会がその頃に始まるのです。
ロイトン札幌でも人体実験を繰り返し、ショップでの常設、制服のデザインへと辿り着いたのだった。本当に全ての出会いに感謝しかない。
そして、ウインザーホテルからも声をかけていただき、今も取引をさせて頂いている。多くの人達のサポートで人の繋がりが生まれて行った。
最近では松前〜江差へと向かう事が多く、行く時には函館で仕事を増やしてきた。大沼の鶴雅リゾートへ営業に行き、鶴雅リゾートの多くのホテルと取引をさせて頂ける様になりました。
函館空港グランディールさんでも販売開始となり、嬉しい限りです。そして思うのです。地獄から出て来た僕は出会いに恵まれたなって思います。
無駄になまらガッツがあって困りますが、本当に人に恵まれて来たなと思います。そして、今のToyToy屋になって、来年は10周年なのです。
特別な事は何もしませんが、10年継続できた事は皆様のおかげです。来年はスペシャルな年なので、素敵な商品をリリースじたいなと企んでます。
今日は長くなりましたが読んでくれて、ありがとうございます。
それでは皆様、是非、Mina an展にも足を運んで下さい。会場でお待ち申し上げます。
https://toytoy.jp/event/1957/
今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。
ToyToy
何とかホームページを作り、ToyToy屋として動き出そうとしていた。しかし作る勉強はしたが、売る経験が全くなかった自分がいた。
びっくりドンキーの社長に商売を教えて欲しい、付き人にして欲しいと直談判した事もあった。その時に社長が僕に出した条件は二つだった。
地獄を見た経験があるか、倒産の経験があるか、この二つの内一つ経験があればOKと言われた。そして僕はその当時MAX地獄にいた。
しかし、その社長には何も習う事なく、社長は亡くなってしまった。ノベルティー製作会社でTシャツやペンダント製作、ホームページの製作に関わってくれた人物も亡くなっていた事を去年知った。
地獄の中で社会を憎み生きていた自分に事件が起きた。姉の自殺だった。姉と僕が好きなアパレルを何とか作り出した頃だったのにね。
僕は姉が自殺した謎を解きたくて、姉が自殺した沖縄へ飛んだ。姉の娘達に会い、姉の旦那と飲んだ。そしていろいろ話しを聞いた。
その後、一人で那覇の夜を徘徊していた。その時に姉の声を聞いた気がする。「和顔、お前の将来の役に立つ人に出会う」
そんな姉の声が確かに聞こえた。そして、何気なく入ったバーで志保に出会う。そこから何とか頑張って、志保に札幌へ来てもらった。(随分箸折ってます)
しかし、志保が札幌に来たとて、直ぐに何かが変わる事もなかった。そして、小樽運河で露店を開いた。いらっしゃいませも言えないくせにね。でもやるしかなかった。
最初は緊張したよ。でっかいケースに商品やテーブルやハンガーを詰め込んで、バスで通っていた。なんか懐かしい。
そんな時に僕は初めて、お客様に、いらっしゃいませを言えた。この事が大きかった。アイヌとして複雑な経験をして来たが故に言えなかった言葉、いらっしゃいませ。
でも僕は言えた。そして、いらっしゃいませを言えた事で僕の人生は変わった。闇から少し社会へ出て来たのだと思う。
そして、小樽運河を卒業し、芸術の森アートマーケットへとステージを変えた。多くの人達に自分達の商品を見てもらえる様になった。
そんな時にアートマーケット出店者から、お前達なら、札幌スタイルに行けるんじゃないかと言われたのだった。ちょうど狸小路からアイヌのお店が無くなった頃である。
アイヌ物が札幌で買えなくなった。これはヤバイと思いアイヌの物を買える様にしたい、自分達の商品を売りたい。そんな思いで、札幌スタイルに飛び込んだのだった。
そして僕は新たな学びに溢れた時期に入った。とにかく学んだ。そして2年で卒業と決めて、札幌スタイルに入った。そんな時に飛び込み営業を身に付けた!
最初に飛び込み営業に行ったのは、狸小路一丁目のアパレルショップだった。そしてそこの店長が、ナチュラルバイシクルに行ってみたらって言ってくれたのだった。
直ぐ近くのナチュラルバイシクルに向かった。店には大和が一人でいて、僕達の商品を預かってくれた。数日後、ナチュラルバイシクルから連絡が来た。
ナチュラルバイシクルに向かうと、船島さんが勢い良く現れ、こう言った、安すぎます。値段を上げましょう。札幌スタイルのオブザーバーにも、同じ事を言われていた。
札幌スタイルとも相談し僕達は値段を上げた。結構上げた(笑)そしてたまたま通りかかった大通りビッセ2階YUIQにも飛び込み営業で突撃した。
YUIQでは直ぐ展示販売会が組まれた。日本のいい物を扱う札幌のお店なのに、アイヌの物はゼロだったからね。
何とか、展示販売会をクリアし常設へと辿り着いた。その頃にロイトン札幌とも出会うのです。ロイトン札幌での展示販売会がその頃に始まるのです。
ロイトン札幌でも人体実験を繰り返し、ショップでの常設、制服のデザインへと辿り着いたのだった。本当に全ての出会いに感謝しかない。
そして、ウインザーホテルからも声をかけていただき、今も取引をさせて頂いている。多くの人達のサポートで人の繋がりが生まれて行った。
最近では松前〜江差へと向かう事が多く、行く時には函館で仕事を増やしてきた。大沼の鶴雅リゾートへ営業に行き、鶴雅リゾートの多くのホテルと取引をさせて頂ける様になりました。
函館空港グランディールさんでも販売開始となり、嬉しい限りです。そして思うのです。地獄から出て来た僕は出会いに恵まれたなって思います。
無駄になまらガッツがあって困りますが、本当に人に恵まれて来たなと思います。そして、今のToyToy屋になって、来年は10周年なのです。
特別な事は何もしませんが、10年継続できた事は皆様のおかげです。来年はスペシャルな年なので、素敵な商品をリリースじたいなと企んでます。
今日は長くなりましたが読んでくれて、ありがとうございます。
それでは皆様、是非、Mina an展にも足を運んで下さい。会場でお待ち申し上げます。
https://toytoy.jp/event/1957/
今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。
ToyToy