アイヌ文様のペンダントもできた、アイヌ文様のTシャツもできた。だが、売る場所も販売能力もない自分がいた。どうしたらこの商品を販売できるのだろうか？迷宮のような日々で、生活も荒れていた。


そんな時期に姉の自殺って事が起きた。姉も鬱病で自分を抑えきれなくなり、自ら死を選んでしまった。僕は姉の葬式には行かなかった。もっと正直に言うとお金がなくて行けなかった。


だが、姉が自殺した事を受け入れる事がなかなかできないでいた。僕は何とかお金を工面し、姉が死んだ沖縄へ行く事にした。姉の旦那から話を聞き、何となく腑に落ちた。そして、姉もお世話になっていたユタの会った。


そのユタは僕にこう言った、あなた達は苦しんで来たよ。だけど、歌う時は楽しいって歌いなさい。そうしたら、沖縄と北海道の真ん中にある富士山がアンテナになってくれて、あんたの楽しい歌を多くの人達に届けてくれるからね。


その当時の僕には深く理解できない内容だったが、今は確り理解できる。心と精神のアンテナかも知れない。そして、その夜だったと思う。那覇市、国際通りを徘徊していたら、メッセージがやって来た。


和顔、お前の将来に役に立つ。そんなメッセージだった。そして、その夜、僕は一件のバーに入った。そこにいたのが、今のパートナー志保だったのです。



次回へ続く。



https://toytoy.jp/







今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜



ToyToy