ToyToy屋

シスター

僕にはもう会えない姉がいる。いつも遠くに彼女を感じながら生活している。

12月の展示販売会で不思議な体験をした。とても不思議な体験をした。

僕はどうしたら、お客様が来てもらえるだろうかと考えていた。

僕はビルの地下1階でフライヤーを撒く行為に打って出た。

僕からフライヤーを受け取った青年がいたのです。僕には記憶がないのだが。

彼は翌日、家族を連れて会場に現れてくてた。そしてびっくりもした。

彼は僕の甥っ子の同級生で、お母さんは僕の死んだ姉の同級生だった。

僕は本当に気が動転した。状況を飲み込むのに時間がかかった。

お母さんと姉の話しを少しした。びっくりと喪失感で言葉が曖昧だった。

今日、姉の同級生のお母さんは旦那を連れて、我が家に来てくれた。

僕がどうしても、僕の所に来て欲しかったから、お願いした。

外で話せる内容になるか心配だったから。来てくれて、ありがとう。

僕は誰にも聞いたことのない、姉の幼少期の話しを聞いた。

差別で苦しんだ姉の話しはもうウンザリだが、姉の楽しかった話しを聞きたかった。

姉と遊んでいた話しを聞き、ほっとし、何か区切りが付いた気がした。

ありがとうね、姉ちゃん。今、僕は素直に泣いている。

これから、姉ちゃんの同級生と飲んでくるね。姉ちゃんも乾杯しようね!



今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。

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