ToyToy屋

出会いに感謝

先日、ToyToy屋のデザインで何かオリジナル商品を製作できないだろうか、とのオファーを受けて、とある雑貨屋さんのオーナーに会いに行って来たのです。

いろいろ揃っている雑貨屋さん。手作りのドライフルーツケーキは絶品だった。この雑貨屋さんのオーナーは海外生活も長く、アイヌ文化にも興味があり、ネイティブ・アメリカンの事も少しは勉強していた。そして、アイヌ文様で作りたい物のイメージも固まっていた。何をどうスタートさせたらいいのか僕は悩んだ。

この雑貨屋さんのオーナーは、僕に隣の病院で打ち合わせましょうと、声をかけてくれた。なぜ病院なの?駐車場も病院のを使って欲しいとの事だった。この雑貨屋さんのオーナーさんは、雑貨屋さんの隣に建つ病院の院長夫人だったのです。ビックリしましたよ。

僕は病院の待合室の様な所で、雑貨屋さんのオーナーで、この病院の院長夫人の話を聞きながら、その空間の壁がやたらと気になって見ていた。その壁には絵を飾るワイヤーが一本垂れ下がっていた。僕は、その雑貨屋さんのオーナーで病院の院長夫人に切り出した。雑貨屋さんの商品を作る前に、僕にこの病院の壁を使わせて欲しいと嘆願した。僕には病院に切り絵を飾りたいと言う夢があったのです。その夢を僕は打ち明けた。そりゃあ初対面の人に切り絵を買って下さいとは、流石に言えなかった。しかし言えば良かった(涙)僕は切り絵をリースするので、この病院の使われていない壁に飾って欲しいと嘆願した。

すると、切り絵を病院に飾ってくれる事になったのです。ビックリ!そして一昨日、雑貨屋さんのオーナーで病院の院長夫人は、ToyToy屋に来て、切り絵を選んでくれたのです。こんな事ってあるんですね。出会いに感謝。病院の入り口エントランスに一枚。二階の壁面に二枚の切り絵が選ばれました。ありがとうございます。

今日は選ばれた切り絵の額縁をUVカット仕様にして来ます。この病院は南向きでガラスが多く使われているので、日当たりが絶好調なのです。直射日光での切り絵へのダメージは大きいので、UVカット仕様になります。ガラス張りなので、表通りの国道からも病院に飾られた切り絵を見る事が出来ます。

病院の中でアイヌ文様を見て、楽しい会話が生まれたら嬉しい。この病院の薬局は隣のビルの中にあるのです。その薬局の隣が、雑貨屋さんなのです。病院でアイヌ文様を見て、薬局へ行って、何となく隣の雑貨屋さんに入ったら、アイヌ文様の商品もあって、また楽しい会話が生まれたら素敵だなと考えたのです。アイヌ文様で楽しい会話が生まれたら、本当に嬉しい。

もう少しで、とある病院が、アイヌ文様の切り絵を飾る病院になります。楽しみです。

この切り絵も飾られます。


今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。

ToyToy