松前神社例大祭へ行って来ました。松前神社例大祭の前夜祭は、松前あじさいまつりと一緒に開催された。僕が始めて松前で見る松前神楽。何とも言えない気持ちだった。

そして、びっくりした事が起きた、春に行った時は気付かなかったのだが、耳塚からイナウ(アイヌの御幣)を発見した。数年前のイチャルパ(供養祭)で使われたであろうイナウ。こんな時に出会うとはね。メッセージを受け取ったよ。

前夜祭は、あじさいまつりビアガーデンだったので、町の人達に挨拶を済ませ、ビールを飲んだ。そして松前神社の中では、神職さん達と地元の人達で神事が行われていた。

しばらくし、神事を終えた神職さん達が、あじさいまつりステージに登場。神職さん達による松前神楽が始まった。

ドキドキしたよ。洗練された感じもあるが、笑顔で奏で舞っていた。こんな素晴らしい歴史と文化に感謝の気持ちだったよ。

夜神楽を楽しんだ後に、楽しみにしていた居酒屋へ行ったが、何せ日曜日でさ、楽しみにしていた居酒屋の提灯に火は灯らなかった。

でっかい居酒屋で黒龍を始めて呑んで撃沈でした。翌朝、松前神社へ行き、町の人達に挨拶を済ませ、初めての松前神楽例大祭へ参加させていただきました。

蝉のハーモニーMAX！真夏日！厳かに神事は始まった。本当に歴史の深みを感じた。写真は撮ってないからない。シャッターボタンなんて押せないよ。

僕が生まれて初めて参加させてもらった神事。それが松前で本当に良かった。ここからが本当の学びのスタートだと感じたよ。

何故かあくびが出る。失礼な事なのだが、そのあくびは悪くないと僕は感じた。誰か起きたのかな？そんな感じ。

とても貴重な体験をさせていただいた。前夜祭が日曜日で本祭が月曜日だから、参列者のほとんど高齢者だった。僕と同世代の人達は殆どいなかった。

松前町の事も考えさせられた。何せ広いからね、纏まる事も大変だろうね。イベントもしないといけないしね。お盆の前だしね。いろいろ考えさせられました。

そして、松前神楽が松前神社で始まった。音響装置無しで始まった。全ての音が絶妙なバランスで絡み合っていた。

神職さん達は真剣に奏で舞っている。しかし、ユーモアを忘れないって事が素晴らしい。蝉のハーモニーも絶妙なバランスでブレンドされて素晴らしい。夏のカムイと松前神楽。素晴らしいかったよ。

神職さん達の子供達も太鼓を叩いていた。受け継がれる文化。この子達に恥じない様に生きて行きたいって思ったよ。

最後に獅子舞になった神職さん達！参列者の女性達を次から次へと襲って神殿へ引きずって行った。本気で逃げる松前の女性！真剣に松前の女性を追いかけ回す神職の獅子舞！ユーモアも本気と書いてマジだった。

最後はキリっと引き締まった神事で松前神社例大祭はお昼に終わった。昔はこんな楽しい神楽を夜な夜な行って、恋が芽生えたりしたんだろうなって想像できた。

でも今は平日のお昼で終わる。これも現実。文化が直面する社会。そんな事を帰りの車の中で考え続けた。

しかし、松前神楽例大祭に参加すると奇跡が起こるって事も知ったのです。松前神社へ行く時には発見できなかった、江良の中山ケンタッキーを帰り道で発見できたのです。

ミラクル！国道沿いだったとは、恐るべし！ほぼ直角に腰が曲がった可愛いバッちゃんとお喋り。売れ残ったチキンを全部かったら、手羽先を一本プレゼントされました。めんこい。

さて、松前で感じた素晴らしさとモヤモヤ。何か解決のヒントがあるかも知れないから、明日から江差のお祭りに行って来ます。学ばないとね。

本気で学べば道は開ける。北海道の素晴らしい文化が直面している社会のヒントを探しに、江差へ行って来ます。




















今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。

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