ToyToy屋

アイヌの現場そして未来

昨日、ある人物と今現在のアイヌの状況、そして未来なんて事を話し合った。オリンピックまでは補助金が降り注がれる現場。そしてオリンピック後は継続できるのか?

アイヌの経営者不足。経済界と繋がりの無いアイヌ社会。権利を叫ぶが義務を果たさない。今を生きるには社会とコミットしていない事。

語り合えば語る程、問題点しかなかった。僕は組織に属さず、受け継いだアイヌ文化で生きている。決して楽ではないが、補助金には近付かない事をチョイスした。

だから社会とコミットし今を生きている。それしか道は無かった。それでも多くの人達が僕等ToyToy屋をサポートしてくれている。感謝しかない。

松前藩の時代から、松前藩はアイヌにソロバンを教えなかった。今の政府も道庁もアイヌに経済を教えていない。

タイミング良く利用しおだててアイヌの前から消える。そんな事も知って、アイヌが確り経済を学び社会とコミットして行くにはどうしたらいいのか。

アイヌが今の社会や経済を学ぶ場を作るにはどうしたらいいか、SDGsとコミットし先住民が学び義務を果たすことが出来ないだろうか、そんな事も語り合った。

依存のない共存をするにはどうしたらいいのか?経済的な依存、精神的な依存。いらない依存がある。

共存は互いにフラットな関係性で生まれる。今はまだバランスが悪い。多くの人達がアイヌに物申せない状況だったりする。

フラットな人間関係を作り互いに学び経済を動かして行く。そんな事を昨日語り合った。素面でね。

オリンピックまでは、歌って踊ってで済むかも知れない。オリンピックまでに出来上がった箱物をオリンピック後にアイヌが経営していけるのか?

どこかで毎日心配している自分がいる。何だかんだ言っても同族だからね。アイヌに決定的に足りない経済力。

これは世界中の先住民が抱える問題なんだよね。自分達の文化の価値を確り知る事から始まるのかも知れない。そして道は遠くまで続いている。



今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜。

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