ToyToy屋

ToyToy屋ストーリーVol 4

沖縄から帰って来ても僕の生活は荒れていた。どうやったら売れるのか、いくらだったら売れるのか?悩むアル中だった。そんな時に、当時のびっくりドンキー社長に直談判に打って出た。僕に商売を教えて欲しい、付き人にして下さい。僕は社長に申し出た。


その当時のびっくりドンキーの社長はアイヌ文化への理解もあり、アイヌ文化を通した商売を学ぶなら、この人物しかいない。僕は腹を括って社長へ申し出たのであった。そして、社長の返答が面白かった。


社長はこう言った、いいよ、教えてあげる。ただし条件がある。地獄を見た経験した事があるか、倒産の経験があるか。この二つの内、一つ経験していれば教えてあげるよ。僕は社長からそう言われた。そしてその当時の僕はMAX地獄にいた。僕は社長から名刺を貰った。


ただ、その後、社長と連絡はつかなかったが、社長から商売を習う事もなく、社長は亡くなってしまった。チャンスを開いたが活かせなかった自分が本当に嫌だった。情けなかった。チャンスは一度しかない、出会いを活かせなかった。


その後、僕を見かねた志保が札幌へ来てくれた。ここから2人体制のToyToy屋がスタートする。


次回へ続く。


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今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜



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