先日、映画シサムを観て来たのね。素晴らしいストーリーの映画で、役者も素晴らしかった。
が、しかし、アイヌの着物は酷かったし、神座に座ったり、作法なんかも酷かった。
映画だからしょうがないって言われそうだけど、本当に酷かった。
でもね、映画のストーリーは本当に素晴らしかったよ。酷い所以外は観て欲しい映画だよ。
侍が刀を置いて筆を持つ。お互いを知るためにね。素晴らしいエンディングだったよ。
そして思った事。この映画製作スタッフは、松前町の事を少しでも考えた事があるのかな?って事。
松前町の人達がこの映画を観たら、どう感じるかなって事を少しでも考えてくてたかな?って事。
アイヌが出て来る映画やドラマでは、松前藩が悪役で扱われる事が殆ど。だけど、松前藩と松前町は違う。
過去の過ちで、松前町に暮らす人達が、どんな思いで生きているのか、想像して欲しい。
された側にクローズアップするだけじゃ、過去の過ちは消えない。お互いに許し合う事にクローズアップしないと未来は生まれない。
僕はこの映画を観て、そう思ったよ。
でも、この映画は。何かのきっかけにはなると思うよ。きっかけはお互いのためになって欲しい。
でもね、本当に素晴らしいストーリーの映画だから、アイヌにばっかりクローズアップしないで観て欲しい映画です。
今日も最後まで読んでくれて、イヤイライケレ〜
ToyToy